Shoris Tech Blog
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週一で参加している技術勉強会の記録を主としています

ApsaraConference1日目参加レポート


ApsaraConferenceとは

ApsaraConferenceは毎年中国の杭州で行われる、Alibabaグループ主催の国際会議です。
昨年まではTheComputingConference(TCC)と呼ばれていましたが、今年から呼称が変わりました。
中国での表記は云栖大会です。

会場までの道中

今回は中国人の同僚と二人で現地入りしました。
その同僚が高速鉄道からのタクシーの運転手にヒアリングしたところ、当日はタクシーを含め公共交通機関は決められたルートしか通れないらしい。
そのせいか、朝はスマホでタクシーをオーダーしましたが、到着まで20分近く待たされました。同僚曰く、面倒な行き先でドライバーがオーダーを拒否するようなこともあるらしい。
タクシーでの会場入りを想定するなら、余裕を見て出発の30分前にはオーダーしておくと良いかもしれない。
開催前日から開催期間中はシャトルバスも運行しますが、開催期間中のシャトルバス運行時間が短いことに気づかず、乗り過ごしました。
シャトルバスでの会場入りの際は、公式サイトのシャトルバス運行時間とルートをしっかり確認しよう。

道中、高速道路のようなところを走ったのですが、見覚えのある緑の看板で会場への案内が出ていたので、杭州市もバックアップしているのかな?と思ったり。 事前情報では会場の手前数キロは一般車乗り入れ禁止という説がありましたが、結局会場入り口付近まで一般タクシーで乗り入れできました。
ただ、停車くらいでは特に何も言われないようですが、交通量は普通に多く、車線も少ないので注意です。
入場ゲートでは前日にメールで届いたQRをスタッフに見せ、顔認証のゲートで入場する形式でした。
DingTalkアプリからチケットを開こうとすると重すぎて読み込み失敗が頻発しました。

午前中の様子

開催初日ということで、午前中はKeynoteが行われました。
Keynoteは概ね経済や金融の話が多かったみたいです。
A会場が本会場でしたが、VIPチケット所持者以外は入場不可。
B会場2Fと3Fでサテライトもありました。翻訳機の受取場所がどこかわからず、サテライト会場もパンパンだったので基調講演はまともに聞けませんでした。
このタイミングでAlipayのパスポート認証通過の通知が来たので、自販機でAlipay支払いでコーヒー買ったりしてました。
また、C会場では1日通して企業ブースが並んでいて、協賛企業のアメニティに来場者が群がっていました。
日本の企業ブースは参加証のQRを読み込んで、後日Eメールで広告配信など行われることが多いですが、中国の企業はWeChatで友達申請する形が多かったのが面白かったです。
TOSHIBAだけは参加賞のQRを読み込む形式でした。(観測範囲)

午後の様子

昼食会場はEおよびD会場に存在しますが、昼食時間には人がごった返して席を取ることすら困難。
今回は同僚に宅配をチャーターしてもらい、芝生に座り込んで食べましたが、日本人オンリーの場合はやはり昼食をあらかじめ買って持ち込むのが無難か。
もしくはお昼の時間をずらすなど。

午後は通常のサミットで、ABD会場の各部屋でテーマが決まっていてその中で時間ごとに講演者が変わる形式でした。
これは他の参加者の方々もWeChatで言及してましたが、サミット会場はどこも満席で通路に溢れかえるまで人が集まったものもあったみたいです。
昼食のごたごたで公演会場に向かうのが遅れたのですが、結局どこの会場も人がごった返していて入れず…
また、同時翻訳の入るサミットと入らないサミットが会場で固定されていました。
本当に興味のある内容が中国語でしかスピークされず、意味不明なんてことを避けるためにも中国語の理解が必要ですね。
サミット終了後は帰宅者でごった返すことを想定して早めに撤退しました。
ですが、どうやらサミット終了後もG会場で野外フェスが行われたようで、夜まで残っても楽しめたかもしれません。

まとめ

昼食もサミットもそうですが、来場者に対して会場のスペックが小さすぎる気がしました。
外の芝でストリーミング配信を見ている人も大勢いましたが、ストリーミングなら別に会場内にいなくてもいい訳ですし…。
とはいえ、会場内には移動式の自販機やAI技術、顔認証、QRコード決済自販機など最新技術があちこちに配置されていて、大いに刺激的です。
明日、明後日の大会にも期待です。