Shoris Tech Blog
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週一で参加している技術勉強会の記録を主としています

OOC参加レポート


はじめに

去る2020/2/16日に行われたObject-Oriented Conference2020に参加されたみなさん、ご参加ありがとうございました。
私はコアスタッフとして参加しましたが、無事終わってホッとしています。

https://ooc.connpass.com/event/157193/

振り返り

恐る恐るのジョイン

Slackチャンネルで人が足りていないということで、ぜひ協力したい。
けどスタッフ業なんてやったこともないし、当日スタッフの取りまとめなんてできるの?
アサインしたら私のサポートに他の人の時間が割かれて逆に迷惑なんじゃ?
なんてぐるぐる考えているうち、次々手が挙がってみるみる決まっていく。
そもそもの性分として、LTしかり、OSS活動しかり、興味はあるものの色々悪い方に考えすぎちゃって動くまでいけないんですよね。
この1年勉強会で見てきた凄いと思う人たちは、そういう最初の障壁を乗り越えてガツガツやってる。
私の悪いところだと思って、えいやと手をあげてみました。今となっては、挙げてみて良かったと思います。

何をやったか

ノベルティ

デザイナーさんへのデザイン依頼から発注までやりました。
具体的には、みなさんお手持ちのパンフレットとネームカードの用意です。
GoConferenceでtofu on fireだ!一人一人、自分のTwitterアイコン入ってる!みたいにはしゃいでましたけど、あれ1枚作るのめちゃ大変だしめちゃ金かかるのを今回ネームカード担当してよくわかりました。
ああやって一部のデザインを1枚1枚任意のものに差し替えて印刷するのをバリアブル印刷っていうのすら知らなかったです。最初、ネームカードの検討項目にみんなのTwitter画像入れるってあった時は、印刷業者にどう指定すれば料金を見積もれるのかって段階から途方に暮れたしね。
結局今回は参加者にそれぞれサインペンで名前書いてもらうオペレーションにしたけど、書かないで入っちゃう人がいたり、両面に書く欄があるのに片面にしか書いていなくて裏返って白紙のネームカードぶら下げてるみたいになっちゃう人が発生したり、それはそれで問題がでました。
逆にパンフレットはある程度入れなければならない項目、普通入ってる項目がはっきりしていたので、デザイナーさんにお任せできました。
終盤、デザインの修正を小出しにお願いすることになってしまったのは不徳の致すところです…。
スピーディに対応してくださったので凄く助かりました。

当日スタッフの担当作成

当日スタッフには、応募アンケートで事前に聴講したいセッションを確認していました。
約50名分の聴講希望セッションを整理し、休憩ないしはセッション部屋担当として聴講できるように役割とシフトを割り振りました。
当日スタッフの方達にも十分にカンファレンスを楽しんでもらえるように分担できたのではないかと思います。

当日のセッション部屋全体の監視

5つある部屋を僕を含む3人のコアスタッフで管理していました。
とはいえ、金曜日からたった2日の間で当日スタッフの方達が素早く順応してくださって、ナレーションカンペ作ったり、オペレーション追加してくれたりと主体的に動いてくれたので、当日も僕はほとんど歩き回ってうろちょろしているだけでした。
常時のコアスタッフは当日スタッフたちの提案を承認したり、細かい調整指示を出すだけで、後は当日スタッフたちがよしなにやってくれるので、緊急時に直ぐに動ける用意が常にできていたという点ではよかったと思います。

感想

参加して良かった

ぶっちゃけ忙しすぎてセッションはミリも聞けず、一般参加で申し込んだ時の目的は全く果たせなかったけど。
凄い人たちが凄い発表をする裏でこれだけの裏方の支えがあるのだと知り、その支えの一本になれたことは、セッションを聴講して得られる以上の経験になりました。
ariakiさんがとても嬉しいことをおっしゃってました。

カンファレンスなどのイベントを主催したり、スタッフとして運営を手伝うことは、コミュニティにコントリビュートする一助になれます。エンジニアとして技術力を提供することも重要ですが、私たちがスタッフとして力を使うことでも充分発展に寄与することができるはずです。

僕もオブジェクト志向のコミュニティに少しでも貢献できたなら幸いです。
技術力にはまだまだ自信が持てなくて、その点での貢献はなかなか出来ていないけど、スタッフ業は初心者エンジニアでも関係なく技術コミュニティに貢献できるのでオススメです。

勉強会やカンファレンスはスタッフの善意でできている

みんな仕事しながら、平日も業務後に集まって会議をしたり、休日返上でカンファレンス準備を進めている。
僕は開催までのほんの3ヶ月だったけど、これを5月とかからやってここまで準備してきた立ち上げメンバーの苦労は想像に難くないでしょう。
また、最後の2週間は準備の追い上げで、かなり忙しかったです。当日スタッフ関連のタスクが積み上がってきたり、ノベルティやレンタル品の追加発注等々…。
スピーカーもやるスタッフの方々は、日常生活を送りつつ登壇資料つくりつつスタッフタスクを消化しつつと、一体いつ寝ているんだ?状態で、本当に頭が下がりました。
昨年参加してきた色々なカンファレンスも、こういった苦労を誰かがしてくれたおかげで、良い話を聞く機会を得ることができていたんだなぁとしみじみ感じました。
なお、カンファレンスには良い話を話してくれるスピーカーの方達の善意も多分に含まれていることは言うまでもありません。ありがとうございます。

最後に

初めてカンファレンススタッフをやってみて、これまではあまり目を向けてこなかった、運営の人たちの苦労に目を向ける良い機会になりました。
カンファレンススタッフやって思ったのは、精力的なスタッフは、同時に精力的なスピーカーであることが非常に多いんですよね。
やはり特定の技術に情熱を注いでいる人は、アウトプットするのにも、アウトプットできる環境を作るのにも、情熱を注ぐし、その情熱にあてられた人たちが集まってコミュニティが大きく育っていくんだなと。
本当に尊敬します。
僕はまだ大好きというまでの特定の技術はありませんが、これからも一般参加・スタッフ参加問わず色々と勉強会に参加していきます。
そして、運命の技術に出会えたなら、僕もとことん情熱を注いでいきたいと思います。