Shoris Tech Blog
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週一で参加している技術勉強会の記録を主としています

ApsaraConference2日目参加レポート


概要

業務の都合上、結局3時間程度しか会場に居られませんでしたが、昨日と比較した様子についてです。

昨日に比べて

企業ブースの入れ替えは無いようでした。
そのためか、昨日に比べてC会場の人の出入りは穏やかに感じました。

今日は基調講演が無いため、サミットは午前中から行われていました。方式は昨日と同様、会場ごとに大まかなテーマが決まっていて、それに沿った内容の公演が一日中行われる形です。
ただ、混み具合も前日と変わらずといった感じです。私は今日、BigDataの公演を聴きに行きましたが、会場の外まで聴講する人でごった返していました。
特に同時翻訳がある公演は、AlibabaGroupの主軸のテーマが多く人気なため、席を確保するのは困難なようです。 相変わらず、会場脇のベンチでストリーミング配信を聞く人々も多かったです。

技術的な話について

BigDataの公演では、ElasticSearchやMaxCompute、RealtimeComputeにPAIなど、AlibabaCloudのBigData解析の主要サービスの新バージョンとパッチノートがアナウンスされていました。 顧客の要望に応える形で、サービスはより安く、より早く進化するとのことです。(値段については現在と比較して70%のコスト削減になる!?)
とはいえ、まずは中国でのリリース。インターナショナルや日本の対応はいつになるのか、そもそもお披露目される予定はあるのか。気の長い話になりそうです。

また、会場を回ってみて感じたのは、Alibaba的には顔認証を推しているということです。 宅配については、自動配達で顔認証で荷物を受け取れるトラック、顔認証で自分の荷物がどれか判定され、倉庫から持ち出せるサービスが展示されています。会場への入場も顔認証ですし、Alipayの支払い方法も顔認証でできる場合があります。(Alipayについては中国の身分証で本人認証していないとダメ)
カメラに顔を写すだけで買い物や荷物の受け取りに付随するあれこれの手続きを短縮できるのは大きいと思います。  誤認証等の問題をどのように減らし、管理しているのかは非常に気になります。

まとめ

ここまでの訪中期間を通して、中国語の重要性を痛感しました。 ホテルスタッフに中国語でアンケートを求められ、英語で話してもらってようやく理解できてOKを出した瞬間、真っ白な紙とペンを渡された時は大いに困惑しました。 相手も母国語でない言語で話し、こちらも母国語ではない場合、互いに語力が拙いおかげで起こる意思疎通の難しさ… 中国は13億人のマンパワーでこれからの技術大国として大きな地位を占めていくと思いますし、中国語をマスターすることは技術者としてマイナスに作用することはありえないでしょう。 

明日はいよいよApsaraConference最終日です。 2日間通して満足にサミットを聴講できていないので、明日こそは。